ダーツ初心者もこれを理解すれば大丈夫!|ルールを理解してダーツをより楽しもう
ここでは、初心者の方がダーツを始める前に必ず知っておきたい
- ダーツの基本ルール
- カウントアップのルール
- ゼロワンのルール
- クリケットのルール
を分かりやすく丁寧に説明していきます。
他のゲームのルールを覚えなくても、ここに書いてあることさえ覚えてしまえば問題なくダーツを続けていけます。
これからダーツを始めるという初心者の方は、まずは一読してルールを理解してからダーツをおもいきり楽しんで下さい。
ソフトダーツの基本ルール
ソフトダーツは、ダーツボードから2m44cm離れた場所にあるスローイングラインに立ち、3本の矢を投げたら次のプレイヤーと交代し、交互に投げ続け得点を競うスポーツです。
やる事はとても単純ですが、上達するには常に同じ動作をしていく事が大切で、集中力と精神力が求められるスポーツです。
単純なようでとても奥が深いダーツは、上達すればするほど楽しさも倍増します。
ダーツボードの見方
ダーツボードには1~20の点数があり、その外側にある細枠(ダブルリング)に矢が刺さると、その得点の2倍が加算されます。
ダーツボードの内側にあるダブルリングよりも小さな細枠(トリプルリング)に矢が刺さると、その得点の3倍が加算されます。
それ以外の場所に刺さると(シングル)刺さった場所の点数がそのまま加算されます。
ダーツボードの中心にある円はBULL(ブル)と呼ばれ、内側の小さい円に刺さると、ダブルブル(インブル)50点が加算され、外側の円に刺さると、シングルブル(アウトブル)※25点or50点が加算されます。
※ゲームによって加算される点数が異なります
ダブルリングより外側に刺さってしまった場合(アウトボード)は、無得点となり投げ直しはできず、1投に数えられてしまいます。
ボードに矢が当たっても、矢が刺さらず跳ね返され、点数が加算されなかった場合も無得点となり投げ直しは出来ません。
代表的な3つのゲームとルール
今は昔とは違い、フェニックスやダーツライブでプレイすると物凄い数のゲームがあります。
初心者の方はゲームの種類が多すぎて、どのゲームをすればいいのか迷う方もいるかもしれませんが、まずは下記の3種類のゲームのルールを覚えましょう。
- ≪COUNT-UP≫(カウントアップ)
- ≪01≫(ゼロワン)
- ≪STANDARD CRICKET≫(スタンダードクリケット)
この3種類以外のゲームは、ダーツを楽しむため、ダーツを楽しく上達するためのゲームと言ってもいいでしょう。
特に【ゼロワン】と【クリケット】はオンライン対戦やダーツの大会で必ずやるゲームなので、これからダーツを本気で始めたい初心者の方はここでしっかりとルールを理解して下さい。
カウントアップのルール
カウントアップはダーツの基本であり、誰でも簡単に出来て楽しめる事から、一般的によく知られているゲームです。
基本的にはBULLを狙い、※ワンスローを1ラウンドとし、8ラウンド投げて得た点数の合計点を競い合う、とてもシンプルなゲームです。
※矢を3本投げる事
カウントアップではインブルに刺さっても、アウトブルに刺さっても、50点が加算されます。
カウントアップは、ワンスロー×8ラウンドで、計24本の矢を投げる事になります。
1投で得る事のできる最高得点は、20トリプルの60点なので、全ての矢が20トリプルに入ると、1440点がカウントアップでの最高得点となります。
全ての矢がBULLに入ると、1200点になります。
腕に自信のある上級者や、50点より高い点数を取りたい時は、BULLよりも範囲が狭い20点のトリプル等を狙う事もあります。
トリプルでBULLより高い点数が得られるのは「20」「19」「18」「17」の4か所となります。
まずはワンスローで1本は必ずBULLに入れる事を目標に頑張ってみましょう。
これを達成すると、カウントアップで平均500点以上取る事ができるようになります。
レーティングでいうと、Bフライト以上はあります。初心者の方はまずここを目指しましょう!
カウントアップは、一番単純なゲームで、1台のマシンで最高4人まで対戦ができ、初心者の方でも皆で楽しくプレイできますが、上級者もアップや練習で必ずやるゲームです。
まずはこのゲームで練習をして腕を磨きましょう。
ゼロワン(01)のルール
ゼロワンはダーツの試合では必ず行われるゲームです。
いかに安定してブルに入れていくかが、勝敗の決め手になります。
【ゼロワン】の持ち点は6種類
プレイヤーには持ち点が与えられ、その点数を減らしていき、規定ラウンド内で一番速く0点にしたプレイヤーが勝利となります。
持ち点は
「501」(ゴーマルイチ)
「701」(ナナマルイチ)
「901」(キューマルイチ)
「1101」(イチイチマルイチ)
「1501」(イチゴーマルイチ)
の中から選べます。
この中でも、オンライン対戦や試合で初心者~中級者に、よく使われるのが「501」です。
ゼロワンはインブルに刺さっても、アウトブルに刺さっても50点が加算されます。
このゲームの難しい所は、点数が0点以下になると「BUST」(バースト)となり、そのラウンドは3本投げていなくても強制終了となり、点数もそのラウンドに投げる前の点数に戻ってしまうことです。
例)残り60点
一投目…BULL→残り10点
二投目…15点(マイナス5点)BUST
三投目は投げれず点数は60点に戻り次のラウンドまで待つ。
このゲームはある程度狙った所に投げれなければ、BUSTの繰り返しになってしまうので、とくに初心者のうちは「リードしていても、いつまでたっても上がれずに負けてしまう」ということがあります。
このような事にならない為にも、狙ったシングルナンバーに入れれるよう練習する事が必要となります。
まずは狙ったシングルに、ほぼ確実に入れれるようになればバーストの確立がグンと減るので、試合にも勝ちやすくなるでしょう。
上級者になるとマスターアウトやダブルアウトといって、0点にする最後の1投をBULLやダブルで終わらせなければいけないルールもあります。
初心者~中級者の内はあまり関係のないルールですが、簡単に説明しますので、興味のある方はご覧下さい。
・マスターアウト…最後の1投をダブル、トリプル、BULL(イン、アウトどちらでもOK)に命中させないと上がれないルール。
・ダブルアウト…最後の1投をダブルに命中させないと上がれないルール。(BULLでは上がれない)
01でマスターアウトやダブルアウトのルールでプレイする時は、終盤は上がりやすい点数にする為に、自分で計算しアレンジする必要があります。
クリケットのルール
クリケットもダーツの試合では必ず行われるゲームです。
狙ったターゲットにしっかり入れていく事と、状況に応じた戦略を瞬時に立てる事が勝負の決め手になります。
≪STANDARD CRICKET≫(スタンダードクリケット)とは
の7種類のテーゲットを狙い点数を獲得していく、とても高度で戦略性が求められるゲームです。
各ターゲットのナンバーを3マーク(シングルなら3本、トリプルなら1本)するとそのナンバーは「オープン」となり、オープンされたナンバーに矢が刺さると点数が加算されるようになります。(20をオープンした場合、以後1本入れる毎に20点が加算される)
また、ナンバーをオープンする事を「クローズ」と言います。
自分がオープンしたナンバーを相手が3マークすると、そのナンバーは無効となり、お互いそのナンバーから点数を得る事ができなくなります。
クリケットでは、インブルは2マーク、アウトブルは1マークとなり、BULLをオープンさせた後にインブルに刺さると50点、アウトブルに刺さると25点が加算されます。
【オーバーキル】
200点以上相手と点差がつくと、リードしている側はそれ以上点数を得る事はできない(オーバーキル)というルールがあるので注意が必要です。(オーバーキルになるとターゲットに刺さっても変な音が鳴り、得点は増えません)
このゲームは規定ラウンド内に、より点数を取り、全てのナンバーをクローズさせたプレイヤーが勝利します。
規定ラウンド内に、全てのターゲットをクローズ出来なかった場合は、クローズ数に関わりなく、得点の高いプレイヤーが勝利となります。
この陣取りゲームは、ダーツの実力と頭脳の両方をフルに使います。
仮に実力がまったく同じ者同士が勝負したなら、戦略の差が勝敗を決めるといっても過言ではありません。
やり込めばやり込むほど、奥深くとても面白いゲームです。
まだダーツ初心者のうちは、狭いトリプルを狙わずに、広いシングルに確実に入れる練習をすることが、上達の近道となります。
上手い人のプレイを見て学び、何度も練習して自分の実力に合った、自分なりの戦略を探してみて下さい。
さいごに
ダーツのルールは理解できましたか?
基本的な3種類のゲームの中でも、クリケットのルールは複雑で理解するのに少し時間がかかるかもしれませんね。
ただ、ダーツはこの3種類のゲームさえ覚えてしまえば、他のゲームを覚えなくても問題なくやっていけますので、少し時間をかけてでもしっかりとルールを理解してダーツを楽しんでいきましょう。
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どうぞダーツ教材選びや上達のヒントを得る参考にしてください。