バレルの種類と特徴を徹底解析
一口に『バレル』といっても、種類が多く初心者の方は、どのような違いがあるか分からないと思います。
ここでは、基本的なバレルの種類と特徴をご紹介します。
【目次】
バレルの素材は主に2種類
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・ブラス
・タングステン
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『ブラス』は軽い材質なので、規定の重量にするためにバレルが太く作られています。
握りやすく、比較的安価で入手しやすいので、よく初心者におすすめされています。
『タングステン』はブラスよりも丈夫で重い素材なので、バレルが細く作られています。
価格はブラスと比べ高価となりますが、ほとんどのダーツプロが使用しているバレルが、このタングステンです。
最初は握りずらいかもしれませんが、投げているとすぐに慣れますので、私は初心者の方にもタングステンをおすすめしています。
タングステンの2つのメリット
1.とても丈夫な素材なので、1度購入してしまえば長く使用できる
2.バレルが細いため、的の狭い箇所に3本投げても弾かれにくい
タングステンの大きなメリットとしては、上記の2つが挙げられます。
最初にブラスのバレルを購入し「いつかはタングステンのバレルに変えよう」と思いながら練習するより、初めからタングステンのバレルを購入して愛着を持って練習した方が途中で辞める事なくダーツをやっていけると思います。
バレルの形状は大きく分けて2種類
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・ストレート型
・トルピード型
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ストレート型の特徴は、バレル全体の太さが同じで細長い形となっています。
バレルが細長いためグルーピングには有利ですが、重心が分かりにくいためコントロールが難しいです。
ストレート型を使う場合は『毎回同じポイントをグリップして投げる』事を意識しましょう。
トルピード型の特徴は、バレルがシャフト側からチップ側に向けて徐々に太くなっていく形となっています。
グリップポイントが分かりやすく力も伝わりやすいので、コントロールがしやすいです。
しかし、チップ側がストレート型と比べ太くなっているので、若干グルーピングが不利になります。
ストレート型とトルピード型どちらが良いの?
どちらも一長一短ありますが、一番大切なのは『実際に自分で投げてみて投げやすい方にする』という事です。
ただ、初心者の方に好まれやすい傾向にあるのは、グリップのしやすいトルピード型です。
私は初めてマイダーツを買った時、ダーツショップで2時間ありとあらゆるバレルを試し投げさせてもらって、1番投げやすかったトルピード型のバレルを購入してAフライトになるまでずっと使い続けました。
ダーツショップに行く暇がない、近くにダーツショップがないという方は、知り合いの使っているバレルを借りて投げてみると良いですよ。
その時に、自分の投げやすい、投げずらいバレルの特徴はどのようなものなのかを意識して投げてみましょう。
- 素材・・・ブラス?タングステン?
- 形状・・・ストレート?トルピード?
- 重さ・・・聞いて分からなければ、バレルの名前を聞いてネットで調べる
- カット・・・リングカット?シャークカット?
最低限この4点を意識して投げてみましょう。
そうすることで、自分の好みが分かってくるので、ダーツショップに行った時にバレル選びをスムーズに出来ます。また、ネットでバレルを購入する場合も、自分の好みが分かっていると失敗せずに購入する事ができます。
バレルのカット(刻み)は主に2種類
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・リングカット
・シャークカット
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リングカットとは、バレルに対して垂直に刻まれているカットの事です。
指へのかかりもある程度ありよく見る基本的なカットです。
シャークカットとは、カットが垂直ではなく、シャフト側に向かって斜めに刻まれているカットの事です。
リングカットと比べると指へのかかりが強いので、「ダーツが滑ってすっぽ抜ける」という事が起きにくくなりますが「かかりすぎて投げずらい」と感じる人もいます。
カットが深く指にかかりやすいため、リングカットに比べるとカットの寿命が短く、カットが減ってくると滑りやすく感じて違和感が出てきます。
ただ、その違和感はカットが減った違和感ではなく、実はカット部分に詰まった汚れが原因だった。ということは少なくありません。
バレルの掃除をあまりしていない方は、簡単に出来るバレルのお手入れでグリップ力を劇的にUPさせる方法を見て、バレルを掃除してみて下さい。きっと指へのかかり具合が復活しますよ。
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