まずは基本的な投げ方で実際に投げてみよう~投げ方の基本~
ダーツ上達のためには、基本をしっかりマスターする事がとても重要となります。
基本を無視して最初から自己流で投げていると、ほとんどの人が途中でつまずき、上達のスピードが遅くなってしまいますので、ここで基本的な投げ方をしっかりとマスターして下さい。
このサイトではグリップの基本とスタンスの基本を説明していますので、まだ確認していない方は投げる前に一度確認してみて下さい。
ダーツを投げるには大きく分けて4つの工程があります。
- セットアップ
- テイクバック
- リリース
- フォロースルー
ダーツ上達のためには、この上記の4つの工程を毎回スムーズに同じように出来るようにする必要があります。
そのためには、4つの工程をしっかりと理解して、何度も実際に投げて練習する事が大切になります。
それでは順を追って説明していきますので、実際に投げてみましょう。
投げ方の基本 1.セットアップ
ターゲットに向かって自分のスタンスで立ち、ダーツを持って構える事をセットアップ(ユーミング)と言います。
セットアップで意識すること
- 肘の位置を毎回同じにする
- 手首の角度を毎回一定にする
- 手首が力みすぎないよう注意する
セットアップ時の肘の位置は毎回同じ位置になるよう、自分の肘の位置を決めましょう。
肘の位置を決める時に、少しでも前にでようと肘を思い切り前に出す方がいますが、理想は自分が一番投げやすい位置にする事です。
ブルを狙う時と20を狙う時で肘が多少上下する事はありますが、左右にずれる事がないよう注意しましょう。
セットアップ時の手首の角度は毎回バラバラだと、同じように投げる事が出来ないので必ず毎回一定にしましょう。
手首を倒してセットアップする事によってスナップを効かせて投げる事が出来るので、力まなくてもダーツが飛びやすくなります。
私は手首を力まずに一番倒せる所まで毎回倒してセットアップしています。
手首が力むと腕にも力が入ってしまい、投げる時も力んでしまうので、なるべくリラックスさせた方が良いでしょう。
投げ方の基本 2.テイクバック
セットアップした状態からダーツを引く事をテイクバックと言います。
テイクバックで意識すること
- 肘を固定して肘より手前は動かさない
- 毎回同じ位置に引く
- 力まずリラックスして引く
テイクバック時に肘が動いてしまうと、動く範囲が大きくなってブレやすくなります。
毎回同じ方向に同じだけ肘を動かすのなら良いですが、それはとても難しいので肘は固定して肘を支点にテイクバックするようにした方が安定します。
テイクバックで引く位置は利き目やスタンスや身体の柔軟性で変わってきますが、毎回同じ位置に引くようにテイクバック位置を決めましょう。
私は右の頬骨の位置に毎回テイクバックするようにしています。
このようにテイクバック位置を決める事で、『緊張などで力んで真っ直ぐテイクバックできない』という事がなくなり、毎回同じ位置にテイクバック出来るようになります。その結果『毎回同じように投げれる』という事に繋がるのです。
力んでテイクバックすると投げる時も力んでしまい、毎回同じように投げる事が難しくなるので、リラックスして毎回同じタイミングと速度でテイクバック出来るように練習しましょう。
投げ方の基本 3.リリース
ダーツを投げる事をリリースと言います。
リリースで意識すること
- リリースポイントを毎回同じにする
- リリースの瞬間は力まない
リリースポイントとはダーツを手から放す場所の事ですが、このリリースポイントでダーツの飛びが決まります。
リリースポイントが早すぎるとダーツは上の方へすっぽ抜けてしまいますし、リリースポイントが遅すぎるとダーツは下の方へ飛んでしまいます。
私が実際にダーツを投げ続けて感じたのは「思っていたよりリリースポイントは早めが良い」という事です。
実際にダーツプロの方のスローイングの動画をスローで見てみると、かなり早い段階でダーツが手から離れているのが分かると思います。
このリリースポイントが分かってくると、ダーツの飛びも綺麗になってきます。
自分にとって一番良いリリースポイントを見つける方法は、「少し早すぎるかな」と思う位置からリリースしてみて、何度か投げ続ける度に徐々にリリースポイントを遅らせていき、一番ダーツの飛びが良いと感じた位置で毎回投げれるように練習してみて下さい。
リリースの瞬間に力んでしまうと、毎回同じように投げる事が難しくなり、腕にかかる負担も大きくなってしまうので、リラックスして毎回同じ力で投げれるように練習しましょう。
矢速を出したくて力んで投げる人もいますが、力まなくてもしっかりとダーツに力を伝える事が出来れば、矢速は自然に上がってきます。
投げ方の基本 4.フォロースルー
ダーツをリリースした後の動作をフォロースルーと言います。
フォロースルーで意識すること
- 毎回同じ位置にフォロースルーをする
- 基本はターゲットに真っ直ぐ腕を伸ばす
- 力まず自然なフォロースルーを心がける
フォロースルーはダーツを投げた後の行為なので、ダーツの飛びには直接影響ありませんが、フォロースルーを毎回同じ位置にする事によって毎回同じように投げる事が出来ます。
フォロースルーの位置が変わると結果的に腕の振り方も変わってしまいます。ターゲットに真っ直ぐ腕を伸ばすようにフォロースルーをする事で安定感が増してくるでしょう。
腕を伸ばしきらないで投げる方も、投げ終わった腕の位置は毎回同じ場所にくるようにする事が大切です。
フォロースルーを力んでしまうと、腕や肘を痛める原因となってしますので、力まずに自然なフォロースルーを心がけましょう。
実際に投げてみよう
ここでご紹介したセットアップ~フォロースルーを意識して実際に何度も投げてみましょう。
最初は投げずらく、窮屈に感じるかもしれませんが、慣れてくるとダーツの飛びが綺麗になり安定して投げれるようになってきます。
まずはこの基本的な投げ方でしっかりと投げれるようになってから、少しずつ自分なりの投げ方を見つけていく事が、ダーツ上達の近道になります。
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