ダーツ練習の効率を一気に上げる方法
ダーツは何度も何度も反復して投げ込んでいく事で上達します。
これは、反復する事で身体がその動きを覚えてくれるからです。
しかし、ただ闇雲に投げ込んでも悪い癖がついてしまう恐れがあるので、正しい情報を元に頭でしっかりと考えながら投げる事が大切になります。
ダーツ上達のためには
- 正しい知識をつける(・自分はどのように投げたいのか・どの情報を選択するのか)
- その情報を元に意識して反復して投げ込む
- 身体が覚えて『無意識』に出来るようになる
この上記の3点の繰り返しが重要となります。
人間が1度に意識出来る数には限度がある
1956年に心理学者のジョージ・A・ミラー氏が、「人間が一度に記憶できる数は7(±2)である」という説を発表しました。
『マジカルナンバー7(±2)』といいます。
「±2」というのは「少なくても5つ、多くても9つ」という意味で個人差はあります。
しかし、それから45年後の2001年にはネルソン・コーワン氏など、別の研究者によりその説は修正され、現在では「人間が1度に記憶できる数は4(±1)である」という説が発表されました。
『マジカルナンバー4(±1)』といいます。(少なくても3つ、多くても5つ)
自動車の免許をMTで取得した方は分かりやすいと思いますが、初めて教習所で車を運転した時は「クラッチを踏んで1速に入れて、半クラにしてアクセルを徐々に踏みながらクラッチを離して…え~と」と考えながら運転していたと思いますが、運転を繰り返していると徐々に慣れてきて、『意識』して行っていた事を『無意識』で行えるようになったと思います。
ダーツも同じで、最初から沢山の事を意識しながら投げる事は出来ません。
最初は4つ前後のポイントを意識して練習し、そのポイントを身体が覚えて無意識で出来るようになったら、新たなポイントを意識して投げる。
その繰り返しで『無意識に複数のポイントを意識しながら毎回同じように投げる』事が出来るようになります。
例えば、これは実際に私がCフライトの時にスマホに書き込んで練習していたポイントです。
- グリップは力まないようにする
- 手首は力まないで反れる所まで反ってリラックスさせた状態でセットアップする
- テイクバックの速度は勢いをつけずに自然に
- テイクバックの最終地点は右の頬骨の下
- セットアップした位置で投げたいから投げる意識はもう少し早い位置から
- リリースの瞬間は親指と人差し指を意識してダーツに均等に力が加わるようにする
- 毎回同じように投げられたか確認するためにフォロースルーをしたら腕を停止させて毎回確認する
この上記の7つのポイントを意識して投げようとすると、とても難しいと思いませんか?
最初の数回は7つ全て意識して投げられたとしても、何度も投げているうちに何カ所かは忘れてしまうと思います。
なので、この場合は1~4を意識しながら反復して投げ、無意識で行えるようになったら残りの5~7を意識して投げる事が大切です。
そして、7つのポイントを全て無意識で行えるようになったら、さらに新たなポイントを加えて練習する事で、どんどん無意識で出来る数が増えて自分の理想の投げ方にしていく事が可能となるのです。
練習後のひと手間で上達の速度を効率良く上げる方法
ダーツの練習をしている途中で「そういえば前回練習した時に○○を意識して投げたら調子良かったな。思い出して良かった。ちょっと意識して投げてみよう」
こんな経験ありませんか?私は何度もありました。
せっかくダーツの練習をして得た知識も、次の練習でそのポイントを忘れてしまっていては効率が悪く、上達の速度を遅くしてしまいます。
なので練習中や練習後には、ゲームでいうセーブの感覚と同じように必ず自分が感じた事をスマホや携帯のメールなどに書き込んで保存しておく癖をつけましょう。
そうする事で、練習の前に見返すと忘れていた事も思い出し、まるで前回の練習の後にすぐ投げているような感覚となり、忘れていた事を練習の中で思い出さなくても良い分、効率良く上達する事が出来ます。
書き込む内容は他人に見せる訳ではないので、自分が分かりやすければ良いと思います。
「投げる瞬間は力まずビュッと投げる」「テイクバックはス~と引くと調子良かった」など他人が見ると、ビュッ…ス~ってどんな感じ??となっても自分が理解出来れば良いと思います。
調子が良い時は上達のチャンス!!
ダーツを続けていると、調子が良く自分の実力以上に狙った所へダーツがバンバン入る時があります。
この事を私は「チャンスタイム」と呼んでいます。
このチャンスタイムは私の場合は、たまに訪れて10分前後でいなくなってしまいます。
なぜチャンスタイムと呼んでいるのかというと、このチャンスタイム時に意識している事を書き込んで保存する事で、自分の上達スピードが一気に上がるからです。
投げ方には基本はありますが正解はないので、自分に合った投げ方を見つける事が大切となります。
チャンスタイムは「自分に合った投げ方をしっかりと出来ている時」「自分に必要な意識と身体がしっかりと連動している時」に起こると私は考えていますので、もし今後ダーツの練習をしていて「あれ?これってチャンスタイム?」と感じたらその時の感覚や意識しているポイントを書き留めてみる事をおすすめします。
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ダーツ教材DVDを実際に購入して
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